乙4(危険物取扱者乙種第4類)|試験ガイド
乙4の過去問は公開されている?公式の過去問と過去問対策
結論乙4の試験問題は、全問は公表されていません。試験を実施する消防試験研究センターが、過去に出題された問題の一部だけをホームページで公開しています。過去問をくり返し解くより、よく問われる数値と条文を正確に覚える対策が中心になります。
2026年11月5日更新。
公式に公開されている乙4の過去問
消防試験研究センターのホームページに「過去に出題された問題」のページがあり、試験の区分ごとにPDFで掲載されています。乙4は「乙種第4類試験」のPDFです。
- 掲載されているのは、過去に出題された問題の一部です。全問ではありません。
- 令和7年度以前に出題された問題で、令和8年6月に更新されています。
- 受験の参考として、身につけるべき知識の目安を示すために公開されています。
使うときの注意
- 問題の著作権は消防試験研究センターにあります。個人の学習のための印刷など、営利を目的としない教育目的を除き、複製・転用・販売などは禁止されています。
- 掲載問題の内容についての問い合わせには応じていない、とされています。
当サイトでは、公式の過去問を転載していません。内容はPDFで直接確認してください。
過去問が少ない乙4の対策
過去問を何年分も解いて出題傾向をつかむ、という勉強は乙4ではしにくい試験です。かわりに、次の3つを組み合わせます。
- 公式の過去問で、出題の形を知る。五肢択一でどんな聞き方をされるのか、どの程度細かい数値まで問われるのかを、最初と最後に確かめます。
- 市販の教材で、3科目の問題を解く。法令15問、物理・化学10問、性質・消火10問のそれぞれで60%以上が必要なので、科目ごとの正答率を確かめます。
- よく問われる数値と条文を暗記する。選択肢の正誤は、指定数量や保安距離などの数値を正確に覚えているかで決まることが多いため、暗記がいちばん点につながります。
勉強の進め方と時間の目安は「乙4の勉強方法と勉強時間の目安」にまとめています。
よく問われる重要論点(★5の17ページ)
当サイトでは、試験対策として優先して覚えたい度合いを、空欄ごとに重要度(★1〜★5)で示しています。★5の空欄があるのは次の17ページです。実際の試験の出題頻度ではありませんが、過去問対策の最初に覚える範囲として使えます。
- 1指定数量(品名ごと)
- 2第4類の火災と消火剤
- 3保安監督者の資格と選任
- 4第4類の品名と引火点の区分
- 5危険物かどうか・類別の判定
- 6保安距離の数値(住居・学校・文化財・ガス・電線)
- 7予防規程
- 8保安距離が必要な施設・不要な施設
- 11消火剤の効果と消火器の絵表示
- 12メタノールの性質
- 13エタノールの性質
- 15保有空地が必要な施設・不要な施設
- 19仮貯蔵・仮取扱いと仮使用(承認)
- 22アセトンの性質
- 24燃焼の三要素と点火源
- 34指定数量の倍数の計算
- 36二硫化炭素の性質
「乙4 過去問」でよくある疑問
ネットにある「過去問」は本物?
「過去問」として出回っている問題には、公式に公開されたもの以外も含まれます。公式に公開されている問題かどうかは、消防試験研究センターの「過去に出題された問題」のページで確かめられます。
過去問だけで合格できる?
公開されているのは一部だけなので、それだけで3科目の出題範囲をカバーするのは難しいと考えましょう。合格率は3割ほど(令和7年度31.9%)で、科目ごとに60%以上が必要です(乙4の合格率と合格基準)。
出典:消防試験研究センター「過去に出題された問題」「試験科目及び問題数」「試験の方法」