保安距離の数値は、対象が「大切にされるほど長い」と考えると整理できます。住居は10m、学校・病院・劇場のように多くの人が集まる施設は30m、重要文化財は50m。人数と価値が大きくなるほど距離も伸びる、という並びです。10・30・50の3つ組で覚えれば十分です。
電線は別枠です。特別高圧の架空電線だけが対象で、7,000Vを超え35,000V以下なら水平距離3m以上、35,000Vを超えると5m以上になります。境目は35,000V。7,000V以下の電線には規定がありません。高圧ガスの施設は20mです。
ひっかけとして多いのは、住居の10mと学校の30mを入れ替えるパターンと、電線の3mと5mを逆にするパターンです。「電圧が高いほど距離が長い」と考えれば、取り違えを防げます。同じ敷地内の住居は対象外になる点も押さえておきましょう。
○×で確認
文を読んで○か×かを考えてから、「答えを見る」を開いてください。
住居(同じ敷地内のものを除く)からの保安距離は30m以上である。
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×住居は10m以上です。30m以上は学校・病院・劇場など多数の人を収容する施設です。
重要文化財などの建造物からの保安距離は50m以上である。
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○住居10m・学校等30m・文化財50mの順に大きくなります。
使用電圧が35,000Vを超える特別高圧架空電線からは、水平距離3m以上とする。
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×35,000Vを超えると5m以上です。7,000V超35,000V以下が3m以上です。
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